<27日の注目銘柄>(2)=JCRファマ、野村不HD、信越ポリなど

▽JCRファーマ <4552>
18年3月期上期は連結売上高102億円(前年同期比19.4%増)、営業利益24.5億円(同78.5%増)で、営業利益は従来予想を6.1億円超過。主力の遺伝子組換え天然型ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト」の販売が想定を上回ったことに加え、研究開発費を含む販管費の抑制が効いた。これを踏まえ、会社側は通期の予想売上高を198億円から204億円(同12.8%増)に、営業利益を26.4億円から35億円(同48.2%増)に引き上げている。
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▽野村不動産ホールディングス <3231>
上限100億円、500万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.60%)の自社株買いを発表。取得期間は17年10月27日-18年3月31日。同時に開示した18年3月期上期の連結業績は、売上高2730億円(前年同期比10.0%増)、営業利益345億円(同3.3%増)と堅調な推移を見せている。
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▽信越ポリマー <7970>
上限7億円、57万株(自己株式を除く発行済株式総数の0.69%)の自社株買いを発表。取得期間は17年11月1日-18年3月31日。同時に開示した18年3月期上期の連結業績は、売上高390億円(前年同期比6.7%増)、営業利益34.7億円(同4.3%増)と順調な進ちょくを見せている。
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▽東京応化工業 <4186>
18年3月期上期および通期の連結業績予想を修正。上期は売上高を従来の478億円から491億円(前年同期比14.5%増)に、営業利益を50億円から56億円(同4.0%増)にそれぞれ増額。通期は売上高を888億円から919億円(同3.5%増)に、営業利益を84億円から87億円(同12.6%減)に引き上げている。アジア地域を中心に半導体材料および高純度化学薬品が好調に推移していることが主な要因。
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▽だいこう証券ビジネス <8692>
18年3月期上期の連結業績は、営業収益127億円(前年同期比10.1%増)、営業利益12.4億円(前年同期は3.7億円の赤字)。地域金融機関が設立する証券子会社の運営を包括的に支援する「Dream-S&S」の新規案件受託や、マイナンバー関連サービスにおける一時的な処理件数の増加等により、「バックオフィス事業」が営業利益7.0億円(同6.9億円の赤字)となって全体をけん引。連結営業利益は通期予想の9.5億円を超過し、会社側は通期を15億円(前期比2.6倍)に引き上げている。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<27日の注目銘柄>(2)=JCRファマ、野村不HD、信越ポリなど
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2017-10-26 18:15