<30日の注目銘柄>(1)=コマツ、SMC、タカラトミーなど

▽小松製作所 <6301>  18年3月期上期の連結業績は、売上高1兆1590億円(前年同期比45.6%増)、営業利益1126億円(同75.6%増)。中国やインドネシアなど戦略市場で一般建機や鉱山機械の売上げが想定を上回り、為替相場も想定より円安で推移したことにより、営業利益の通期予想(1560億円)に対する進ちょく率は72.2%にまで上昇。これを踏まえ会社側は、通期の予想売上高を従来の2兆1350億円から2兆3280億円(同29.1%増)に、営業利益を2160億円(同24.1%増)に引き上げている。           ◆ ▽SMC <6273>  18年3月期上期および通期の連結業績予想を修正。上期は売上高を従来の2600億円から2910億円(前年同期比26.6%増)に、営業利益を750億円から950億円(同40.1%増)にそれぞれ増額。通期は売上高を5100億円から5500億円(同12.8%増)に、営業利益を1450億円から1700億円(同20.5%増)に引き上げている。半導体関連向けを中心とした需要の増加、および為替相場の安定的な推移が主な要因。           ◆ ▽タカラトミー <7867>  18年3月期上期および通期の連結業績予想を修正。上期は売上高を従来の800億円から875億円(前年同期比14.1%増)に、営業利益を30億円から65億円(同2.5倍)にそれぞれ増額。通期は売上高を1700億円から1770億円(同5.6%増)に、営業利益を80億円から115億円(同48.5%増)に引き上げている。国内市場における玩具販売や、「トランスフォーマー」「ベイブレードバースト」の海外向け輸出が好調に推移した。           ◆ ▽ニッタ <5186>  18年3月期上期および通期の連結業績予想を修正。上期は売上高を従来の335億円から364億円(前年同期比13.8%増)に、営業利益を22.5億円から28.5億円(同14.2%増)にそれぞれ増額。通期は売上高を680億円から709億円(同10.2%増)に、営業利益を46億円から52億円(同21.3%増)に引き上げている。半導体製造装置や物流業界向け需要が好調に推移するなど、国内外の主要な需要業界向け売上が順調に拡大した。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <30日の注目銘柄>(1)=コマツ、SMC、タカラトミーなど
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2017-10-27 18:00