【株式市場】円安傾向で日経平均は続伸し新規上場のエスクローAJは買い気配
◆日経平均の終値は1万4696円03銭(73円14銭高)、TOPIXは5日続伸し1186.52ポイント(9.62ポイント高)、出来高概算(東証1部)は21億9266万株
28日後場の東京株式市場は、対ユーロで円安傾向が強まる場面があり、機関投資家による3月期末の運用評価を意識したドレッシング(お化粧買い)への期待もあるとされて三井住友フィナンシャルグループ <8316> などの大手銀行株や秋田銀行 <8343> などの地銀株が後場一段ジリ高。
NY株式は続落だったもののホンダ <7267> などの北米景気敏感株が総じて堅調で、住友不動産 <8830> などの不動産株も堅調。日経平均は3日続伸となり、TOPIXと今年初から算出開始のJPX日経400は5日続伸。サイオステクノロジー <3744> (東マ)は消費税率の変更にともなうシステム障害対策需要などが言われてストップ高、日本通信 <9424> (JQS)は総務相によるスマートフォン通信料金体系の見直し観測に期待とされてストップ高。
本日新規上場となったエスクロー・エージェント・ジャパン(エスクローAJ) <6093> (JQS)は前後場とも買い気配のまま売買が成立せず、大引けは公開価格2700円に対し気配値での本日上限の6210円の気配で終了。不動産取引に関わる業務全般を一括代行型で請負う。
東証1部の出来高概算21億9266万株、売買代金は2035億円。1部上場1797銘柄のうち、値上がり銘柄数は1386(前引けは1048)銘柄、値下がり銘柄数は320(前引けは622)銘柄。
また、東証33業種別指数は26業種(前引けは16業種)が値上がりし、高い業種は、その他金融、空運、証券・商品先物、倉庫・運輸、銀行、食料品、小売り、不動産、サービス、など。一方、値下がり上位は精密機器、情報・通信、繊維製品、石油・石炭、パルプ・紙、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の終値は1万4696円03銭(73円14銭高)、TOPIXは5日続伸し1186.52ポイント(9.62ポイント高)、出来高概算(東証1部)は21億9266万株。
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2014-03-28 16:00