テクニカル指標で売られすぎのシグナルが出ている銘柄は=金山敏之

 昨日の日経平均は100円強の配当権利落ちを即日埋める上昇をみせ、しばらく上値を抑えられていた200日移動平均を超えてきたことで、市場のセンチメントも改善に向かっているように思われます。しかし、日経平均は昨年末の高値から、1割程度も調整していることからテクニカル的に売られすぎのシグナルが出ている銘柄も少なからずみられます。そこで今回は昨日時点でRSI、ストキャスティックス、移動平均の乖離率といったテクニカル指標に売られすぎのサインが出ているものをTOPIX500採用銘柄を対象にリストアップしてみました。  ちなみにRSIとは、一定期間の変動幅における上昇分の割合をあらわし、ストキャスティックスは、一定期間内の株価の安値を0%、高値を100%としたときの現在の終値の位置をあらわしています。そしてともに30%以下なら売られすぎ、70%以上が買われすぎとみるのが一般的です。さらに移動平均の乖離率はマイナス5%以下になると一旦底を打って上昇に転じるといった経験則があります。そこで今回はRSIが30%以下で、ストキャスティックスが30%以下、そしてさらに25日移動平均乖離率がマイナス5%以下の条件を満たした銘柄をピックアップしてみました。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回はRSIが30%以下で、ストキャスティックスが30%以下、そしてさらに25日移動平均乖離率がマイナス5%以下の条件を満たした銘柄をピックアップしてみました。
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2014-03-28 17:30