<2日の注目銘柄>(1)=日精工、TBSHD、奥村組など

▽日本精工 <6471> 18年3月期上期は連結売上高4933億円(前年同期比8.3%増)、営業利益427億円(同56.4%増)。「自動車事業」が営業利益312億円(同11.2%増)と順調に推移する一方、「産業機械事業」が国内外の工作機械、建設機械、半導体製造装置向けの需要増により、営業利益が102億円(同93.7%増)となって全体をけん引。連結営業利益は従来予想を37億円超過した。これを踏まえ会社側は、通期の予想売上高を従来の9600億円から1兆円(前期比5.4%増)に、営業利益を820億円から920億円(同40.8%増)にそれぞれ引き上げている。           ◆ ▽東京放送ホールディングス <9401>  18年3月期上期および通期の連結業績予想を修正。上期は売上高を従来の1745億円から1775億円(前年同期比2.9%増)に、営業利益を70億円から101億円(同37.6%増)にそれぞれ増額。通期は売上高を3570億円から3610億円(前期比1.1%増)に、営業利益を200億円から220億円(同10.7%増)に引き上げている。主力のTBSテレビのタイム収入等が伸長したほか、興行や海外事業、映像・文化事業セグメントの連結子会社の業績が好調に推移した。           ◆ ▽奥村組 <1833>  18年3月期上期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の1071億円から1079億円(前年同期比14.3%増)に、営業利益を59億円から90.7億円(同40.6%増)に引き上げ、減益予想から一転して大幅増益を見込んだ。主力の「土木事業」および「建築事業」の売上総利益率の改善に伴う売上総利益の増加が主な要因。売上総利益率の想定は11.2%(土木12.3%、建築10.5%)だったが、14.2%(土木16.9%)、建築12.5%)となる見込み。           ◆ ▽淺沼組 <1852>  18年3月期上期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の637億円から654億円(前年同期比12.2%増)に、営業利益を27.5億円から35.9億円(同3.2%増)に引き上げ、21.0%の減益予想から一転増益を見込んだ。工事進ちょくの順調な推移と工事採算の改善が主な理由。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <2日の注目銘柄>(1)=日精工、TBSHD、奥村組など
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2017-11-01 17:45