<2日の注目銘柄>(2)=住友化、石原産、ゴルドウインなど

▽住友化学 <4005>  18年3月期上期の推移を踏まえ、通期の連結業績予想を修正。売上高を従来の2兆1900億円から2兆2100億円(前期比13.1%増)に、営業利益を1650億円から1850億円(同37.7%増)に引き上げている。健康・農業関連事業はメチオニン(飼料添加物)の売価下落の影響があるが、石油化学の交易条件改善に加え、医薬品やエネルギー・機能材料の出荷が堅調に推移する見通し。情報電子化学も下期は出荷が増加する見込み。           ◆ ▽石原産業 <4028>  18年3月期上期の連結業績予想を修正。売上高を従来の520億円から529億円(前年同期比3.3%増)に、営業利益を15億円から38億円(同2.1倍)にそれぞれ引き上げ、18.1%の減益予想から一転、大幅増益を見込んだ。為替の円安推移、「無機化学事業」における各種コスト削減効果、「有機化学事業」における研究開発費の支出時期の一部見直しなどが主な理由。           ◆ ▽ゴールドウイン <8111>  18年3月期上期の連結業績予想を修正。売上高を従来の286億円から288億円(前年同期比8.6%増)に、営業利益を10億円から14億円(同2.1倍)にそれぞれ引き上げている。「ザ・ノース・フェイス」「ヘリー・ハンセン」等アウトドアブランドの春夏商品の消化が直営店中心に極めて好調に推移したほか、秋冬物の早期投入による先行販売も順調に進んでいる。           ◆ ▽能美防災 <6744>  18年3月期上期の連結業績予想を修正。売上高を従来の410億円から418億円(前年同期比4.6%増)に、営業利益を20億円から31億円(同13.0%減)にそれぞれ引き上げている。堅調な市場環境を背景に売上高は想定を上回る見通しとなり、利益面は業務効率化等による継続的な原価低減の取り組みが奏功した。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <2日の注目銘柄>(2)=住友化、石原産、ゴルドウインなど
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2017-11-01 17:45