【今夜の注目材料】政治絡みの重要イベントが複数予定

 東京市場のドル/円は、114円台を維持できずに一時113.70円台まで反落。  その後は日本株の堅調推移を眺めて下げ渋りましたが114円台は回復できていません。  欧州市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。 11/2(木) 17:15    スイス9月小売売上高 17:50    仏10月製造業PMI改定値 17:55☆  独10月雇用統計 17:55    独10月製造業PMI改定値 18:00    ユーロ圏10月製造業PMI改定値 18:30    英10月建設業PMI 20:30    米10月チャレンジャー人員削減数 21:00☆  BOE政策金利発表 21:00☆  BOE議事録 21:00☆  BOE四半期インフレリポート 21:30☆  カーニーBOE総裁、記者会見 21:30☆  パウエル米FRB理事、講演 21:30☆  米新規失業保険申請件数 21:30    米7-9月期非農業部門労働生産性・速報値 22:00☆ 米共和党、税制改革法案を公表 25:20☆  ダドリー米ニューヨーク連銀総裁、講演 28:00☆ ホワイトハウス、次期FRB議長を指名 29:30☆  アップル7-9月期決算 11/3(金) 09:30☆ 豪9月小売売上高 ※☆は特に注目の材料  米国では、税制改革法案の公表や次期FRB議長の指名など政治絡みの重要イベントが予定されています。  次期FRB議長候補の最右翼であるパウエルFRB理事の講演も気になるところです。  これらの材料を消化して、ドル/円が節目の114.50円を越えられるか要注目です。  その他、市場は「BOEスーパーサーズデー」にも関心を寄せています。  10年ぶりの利上げが濃厚と見られていますが、今回の利上げは9割がた織り込み済みです。  今後のスタンスを探るためにも、BOE四半期インフレレポートやカーニーBOE総裁の会見が重要です。 (欧米時間のドル/円予想レンジ:113.300-114.800円) (執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
東京市場のドル/円は、114円台を維持できずに一時113.70円台まで反落。(イメージ写真提供:123RF)
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2017-11-02 17:15