[ベトナム株]FPTソフトウェア、自動運転車の走行試験を実施

 通信・IT分野最大手FPT情報通信[FPT](FPT Holdings)傘下のFPTソフトウェア(FPT Software)グローバルオートモーティブ事業本部(FGA)は10月31日、ホーチミン市サイゴンハイテクパーク(Saigon Hi-tech Park=SHTP)内にある自社ビルF-Town(エフタウン)の敷地内で、自社開発の自動運転車の走行試験を実施した。    この自動運転車は直線走行や右左折のほか、対向車を感知し避けることが可能で、今回の走行試験では敷地内を時速20kmで連続200時間走行した。自動運転車には多数のアプリケーションおよび最新技術を用いたデータ収集やモニタリングのシステムが搭載されている。    これに先立ち、同社は南中部沿岸地方ダナン市のゴルフ場内で電動自動運転カート、ホーチミン市で4人乗り自動車の試験走行を実施した。    FGAは、自動車分野のソリューション研究開発に特化したFPTソフトウェアのユニットとして2016年に設立された。従業員数は1000人で、現在は日本や韓国、欧州、米国などのクライアントと150のプロジェクトを進めており、2020年までに売上額2億USD(約230億円)、従業員数8000人への拡大を計画している。    このほかFPTは先ごろ、全国の大学生向けに自動運転車のプログラミングをテーマにしたコンテスト開催を発表した。コンテストは、学生らが自動運転車に触れる機会の創出、将来的に同社で研究開発を担う人材の発掘を目的として、ハノイ市、ダナン市、ホーチミン市の3都市で開催される。予選は各大学で11月15日から2018年1月15日まで、本選は2018年1月15日から4月30日まで開催される。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)
通信・IT分野最大手FPT情報通信[FPT](FPT Holdings)傘下のFPTソフトウェア(FPT Software)グローバルオートモーティブ事業本部(FGA)は10月31日、ホーチミン市サイゴンハイテクパーク(Saigon Hi-tech Park=SHTP)内にある自社ビルF-Town(エフタウン)の敷地内で、自社開発の自動運転車の走行試験を実施した。(イメージ写真提供:123RF)
Economic
2017-11-03 17:15