<8日の注目銘柄>(1)=トヨタ、新日本電工、バンナムHDなど

▽トヨタ自動車 <7203>  18年3月期上期の連結業績は、売上高14兆1912億円(前年同期比8.6%増)、営業利益1兆965億円(同1.8%減)。欧州、日本の回復によりグループ販売台数は522万台(同14.9万台増)に増加。為替の円安推移もあり、営業利益の減益率は第1四半期(4-6月)の10.6%から縮小した。これを踏まえ会社側は、通期予想について売上高は従来の28兆5000億円(前期比3.3%増)を据え置いたが、営業利益は1兆8500億円から2兆円(同0.3%増)に引き上げている。同時に上限2500億円、4500万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.50%)の自社株買いを発表。取得期間は17年11月14日-18年3月30日。           ◆ ▽新日本電工 <5563>  17年12月期第3四半期累計(1-9月)上期の連結業績は、売上高518億円(前年同期比17.2%増)、営業利益70.7億円(同4.0倍)。販売数量は若干減少したが、市況の回復で「合金鉄事業」が営業利益58.1億円(前年同期は3.5億円)となって全体をけん引。連結営業利益の通期予想に対する進ちょく率は88.4%となっている。           ◆ ▽バンダイナムコホールディングス <7832>  18年3月期上期の連結業績は、売上高3088億円(前年同期比4.8%増)、営業利益349億円(同10.2%減)。スマートフォン向けゲームアプリケーションなどのネットワークコンテンツが国内外で好調に推移したほか、各事業の主力IP商品・サービスの伸長により、営業利益は従来予想を79億円超過した。通期の予想営業利益は570億円(前期比9.9%減)で据え置き。           ◆ ▽美津濃 <8022>  18年3月期上期の連結業績予想を修正。売上高は従来の900億円(前年同期比3.4%減)を据え置いたが、営業利益は20億円から38億円(同7.6倍)に引き上げている。為替要因による仕入原価の低減、および米国事業の回復が当初予想を上回る見込みとなった。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <8日の注目銘柄>(1)=トヨタ、新日本電工、バンナムHDなど
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2017-11-07 18:15