「うどん」が台湾で人気、日本の天丼専門店が取り組む、現地向けメニュー開発=台湾メディア

 日本の“うどん”ブームが巻き起こっているという、最近の台湾。東京・西新宿発の天丼屋が“うどんメニュー”を開発し、台湾へ進出。台湾・中央社(CNA)がその手法に注目し、報道した。  台湾・中央社は、「日本の天丼専門店・天吉屋が2013年に台湾に店舗を構え、現在は台北市と新竹市に計3店舗あり、高い人気を誇っている」と伝えた。  注目すべき点は、「天吉屋の料理人が、うどん好きな台湾人に着目し斬新なメニューを作ったこと」と解説。「讃岐うどんの汁は、かつお節と昆布でとっている。そこにエビ・白身魚・イカ・温泉卵の天ぷらをのせる」のがそのメニュー。豪華な天ぷらうどんと言えるメニューは台湾人には物珍しく、人気沸騰中らしい。  「今年は北部と中南部に新たな3店舗を開店予定」という、店側のコメントも紹介した。 日本のメニューと同じ“天吉丼”は、280台湾ドル(約952円)。日本では1000円なので、少しだけ安いことになる。そして、うどんファンをターゲットにしたのが“天吉双品”でミニ天丼と特製うどんのセットで、330台湾ドル(約1122円)になり。日本では“天丼と小うどんのセット1050円”となっており、天丼メインで台湾とは逆だ。  天吉屋の公式サイトを見ると、現在営業中の台湾の3店舗はみな繁華街やショッピングモールにあり人通りが多いので、にぎわうことが想像できる。おいしいと評判になれば、口コミで人気が広がるだろう。  台湾の人たちのうどん好きが伝わってくる、天吉屋の台湾メニュー。機会があれば店に行き、台湾人たちのうどんの食べっぷりを見学しながら、一緒に食べてみたいものだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)(イメージ写真提供:123RF)
日本の“うどん”ブームが巻き起こっているという、最近の台湾。東京・西新宿発の天丼屋が“うどんメニュー”を開発し、台湾へ進出。台湾・中央社(CNA)がその手法に注目し、報道した。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-03-28 22:30