<9日の注目銘柄>(2)=日特エンジ、ニッピ、コメ兵

▽日特エンジニアリング <6145>  18年3月期上期および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の135億円から153億円(前年同期比39.3%増)に、営業利益を18億円から24.5億円(同97.3%増)にそれぞれ増額。通期は売上高を255億円から280億円(前期比20.3%増)に、営業利益を31.5億円から38.5億円(同34.0%増)に引き上げている。前期第3四半期(16年10-12月)に受注し、前期から生産を行っていた大型案件の売上げが順調に計上される中、受注が好調を持続していることが要因。           ◆ ▽ニッピ <7932>  18年3月期上期は連結売上高211億円(前年同期比6.1%増)、営業利益13.5億円(同8.3%減)。コラーゲン・ケーシング事業は採算性の低い輸出先の販売が計画を下回る一方、好採算な地域への輸出が計画を超過。円安も収益の押し上げに働き、ゼラチン関連事業は高付加価値のコラーゲン・ペプチドが国内外で好調に推移する中、連結営業利益は従来予想を6.0億円超過した。つれて会社側は、通期の予想売上高は430億円(前期比10.3%増)で据え置いたが、営業利益を17億円から19億円(同19.4%減)に引き上げている。           ◆ ▽コメ兵 <2780>  18年3月期上期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の199億円から208億円(前年同期比9.5%増)に、営業利益を2.4億円から4.6億円(前年同期は6700万円の赤字)に引き上げている。梅田店、名駅店等の大型店出店効果もあり、第1四半期(4-6月)に引き続いて第2四半期(7-9月)も買取および販売が好調に推移し、売上高、各利益とも従来予想を上回る見通しとなった。通期予想については現時点で変更はないが、修正が必要と判断した場合は速やかに開示するとしている。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <9日の注目銘柄>(2)=日特エンジ、ニッピ、コメ兵
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2017-11-08 18:00