ジャパンフーズは炭酸・非炭酸兼用の無菌充填ラインが寄与、PER8倍台の割安
伊藤忠系の総合飲料受託生産国内大手のジャパンフーズ <2599> は、1246円と3営業日ぶりに反発している。好業績・割安銘柄として底堅い動きとなっており、シーズンストック銘柄として待ち伏せで注目したい。
足元の業績、昨年春先からの好天・高温、夏の猛暑を背景とした飲料業界の販売数量が増加、2012年7月から稼動している新ライン(炭酸・非炭酸兼用の無菌充填ライン)による増産効果で、2014年3月期業績予想は、売上高350億円(前期比5.4%増)、営業利益12億1000万円(同62.4%増)、経常利益12億2000万円(同52.6%増)、純利益7億1000万円(同43.1%増)が見込まれている。年間配当は27円を予定している。
株価は、7月19日に昨年来の高値1600円をつけた後、8月29日安値1167円まで調整。その後、7カ月もみ合っている。今期予想PER8倍台・PBR0.86倍と割安感があり、1200円処が下値として固めた感があり、底堅い動きとなっている。同社が今後の飲料市場のさらなる伸長とともに受託製造事業の需要の増加が期待できる中国市場において、東洋製罐と合弁会社を設立して飲料用PETボトルの製造販売と受託充填製造事業の展開しているほか、東南アジアで技術支援を行っていることが注目される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
伊藤忠系の総合飲料受託生産国内大手のジャパンフーズは、1246円と3営業日ぶりに反発している。好業績・割安銘柄として底堅い動きとなっており、シーズンストック銘柄として待ち伏せで注目したい。
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2014-03-30 08:45