【今夜の注目材料】S&P、ムーディーズによる南ア格付け見直し

 東京市場のドル/円は、日経平均がプラス圏を回復する中で111.50円台まで持ち直したとはいえ、値幅はわずか30銭程度に留まりました。  欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。 11/24(金) 18:00  独11月Ifo景況感指数 21:30  コンスタンシオECB副総裁、講演 27:15  クーレECB理事、講演 未 定☆S&P、ムーディーズによる南ア格付け見直し ※☆は特に注目の材料  週末である上に米国が感謝祭明けである事から、突発的な材料が出ない限りドル/円は引き続きこう着した展開が見込まれます。  また、格付け会社S&Pとムーディーズが南アフリカの格付けを見直す予定です。  今年4月にフィッチが同国債の格付けを投機的水準に引き下げており、両社が追随するかが焦点です。  仮に両社が格下げすると、世界国債インデックス(WGBI)から除外される事となります。  それにより機関投資家からの南ア国債売りが出て一段のランド安を招く可能性があり、注意が必要です。 (欧米時間のドル/円予想レンジ:111.100-111.900円) (執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
東京市場のドル/円は、日経平均がプラス圏を回復する中で111.50円台まで持ち直したとはいえ、値幅はわずか30銭程度に留まりました。(イメージ写真提供:123RF)
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2017-11-24 16:30