<4日の注目銘柄>(1)=日本エスコン、スズデン、松屋など

▽日本エスコン <8892>  17年12月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の455億円から450億円(前期比31.0%増)に減額したが、営業利益は57億円から69億円(同47.4%増)に引き上げている。同社が保有する固定資産およびたな卸資産(商業施設および商業底地)をエスコンジャパンリート投資法人へ譲渡したこと等により、売上は微減となるが、利益については当初予想を上回る見込みとなった。  同時に上限4億5000万円、90万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.3%)の自社株買いを発表。取得期間は17年12月11日-18年2月28日。資本効率の向上と経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するため。           ◆ ▽スズデン <7480>  18年3月期11月度の売上高速報(個別)は、前年同月比18.4%増の44.1億円で、4-11月の累計は前年同期間比22.4%増の319億円。同社はオムロン <6645> の大手代理店で、17年3月期下期以降、半導体・液晶製造装置関連のけん引により好調な月次売上高が継続している。           ◆ ▽松屋 <8237>  18年2月期11月の売上速報によると、銀座店は前年同月比12.3%増と5カ月連続で増加。一方、浅草店は同1.8%増と2カ月ぶりにプラス転じ、両店舗の合計である「銀座本店」は同11.4%増となった。銀座店では婦人服のコート・ジャケットなど防寒衣料に加え、ストール・ファー等の防寒雑貨が好調に推移。紳士服も防寒衣料を軸に好調を維持。免税売上高も化粧品やラグジュアリーブランドの好調に加え、時計が前年の倍を売り上げるなど、全体の伸びに貢献した。           ◆ ▽日本プラスト <7291>  17年12月21日付けで、東証2部から東証1部に指定替えされると発表。併せて自己株式の処分による公募317.5万株、オーバーアロットメントによる売出し47.5万株を実施するとした。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <4日の注目銘柄>(1)=日本エスコン、スズデン、松屋など
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2017-12-01 17:15