<7日の注目銘柄>(1)=共和工業、鳥貴族、コメ兵など

▽共和工業所 <5971>
18年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結業績は売上高46億円(前年同期比45.4%増)、営業利益5.4億円(同4.0倍)。国内は主にレンタル業界向け中心に、新排ガス規制実施前の需要増加の好影響を受けた一方、海外は米国のインフラおよびエネルギー関連向け需要が堅調に推移し、中国では全国的にインフラ工事が進んで一般建設機械の需要が大きく伸長。資源価格の上昇に伴いインドネシア・オーストラリアのマイニング機械の需要も大幅に増加する中、営業利益は従来予想を1.2億円超過した。
これを踏まえ会社側は、通期の予想売上高を従来の76億円から94億円(前期比27.8%増)に、営業利益を6.8億円から10.4億円(同55.3%増)に引き上げたが、それでも下期の営業利益は計算上5.0億円(同6.3%減)で減益となり、保守的な印象。
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▽鳥貴族 <3193>
18年7月期11月度の月次報告(直営店)によると、既存店は、客単価が前年同月比4.7%増、客数が同0.5%増で売上高は同5.3%増加。全店売上高は同26.4%増と好調な推移を見せた。同社は30年近く全品280円(税抜)均一を維持してきたが、17年10月1日より価格を全品298円(税抜)均一に値上げ。その影響で10月は客数が同7.0%減となり、売上高は既存店が同3.8%減、全店が13.6%増にとどまっていた。
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▽コメ兵 <2780>
18年3月期11月度の全社売上高は32億1600万円(前年同月比14.5%増)。10月度の30億7800万円(同32.3%増)に比べ伸び率は鈍ったが、金額は増加。順調な推移が続いている。
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▽日本マクドナルドホールディングス <2702>
11月の月次売上高は、既存店が前年同月比13.1%増で、全店は同12.9%増。当月はハンバーガーの本場アメリカを感じられる商品として、アメリカンデラックスシリーズを販売。第一弾「デラックスチーズ」、第二弾「デラックスバーベキュー」ともに話題となる中、既存店、全店ともに売上高は24カ月連続で前年実績を上回っている。
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▽日本スキー場開発 <6040>
上限5000万円、2万5000株(自己株式を除く発行済株式総数の0.31%)の自社株買いを発表。取得期間は17年12月7日-17年12月20日。資本効率の向上、M&Aやアライアンスへの活用等を視野に入れた機動的な資本政策の遂行が目的。同時に発表した18年7月期第1四半期(8-10月)の連結業績は売上高8.1億円(前年同期比29.2%増)、営業損益2.6億円の赤字(前年同期は3.3億円の赤字)と、収益が改善している。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<7日の注目銘柄>(1)=共和工業、鳥貴族、コメ兵など
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2017-12-06 17:45