<11日の注目銘柄>(1)=HIS、ミライアル、三井ハイなど

▽エイチ・アイ・エス <9603>  17年10月期は連結売上高6060億円(前期比15.7%増)、営業利益159億円(同11.5%増)。当期は第1四半期(16年11月-17年1月)の営業利益が25.5億円(前年同期比45.7%減)と出遅れ、その後、挽回を図ったが大型台風などの影響などで実現できず、10月31日に営業利益を200億円から155億円に減額していたが、その水準は上回った。続く18年10月期は売上高7350億円(前期比21.3%増)、営業利益180億円(同13.1%増)と、連続して2ケタ増収・増益を計画している。            ◆ ▽ミライアル <4238>  18年1月期第3四半期累計(17年2-9月)の連結業績は、売上高61.6億円(前年同期比28.6%増)、営業利益8.6億円(同4.8倍)。シリコンウエハ出荷容器はリユース品の使用が高止まりしてはいるが、半導体・シリコンウエハ業界の活況に支えられ好調に推移。「プラスチック成形事業」が営業利益9.7億円(同2.3倍)となって全体をけん引した。連結営業利益は通期予想の8.3億円(前期比76.6%増)を上回ったが、会社側は従来予想を据え置いている。           ◆ ▽三井ハイテック <6966>  18年1月期第3四半期累計(17年2-9月)の連結業績は、売上高582億円(前年同期比20.4%増)、営業利益19.7億円(同70.7%増)。「電機部品」は同25.8%増収ながら、先行投資による営業費用の増加で営業利益は16.9億(同1.9%減)にとどまったが、「電子部品」は車載向けや環境対応製品向け、およびスマートフォンをはじめとした情報端末向けの需要が堅調に推移する中、生産性の向上、原価低減もあり営業利益は12.8億円(同2.3倍)に増大して全体をけん引。連結営業利益の通期予想に対する進ちょく率は75.6%と順調な推移をみせている。           ◆ ▽MS-Japan <6539>  17年12月15日付けで、東証マザーズから東証一部へ市場変更されると発表。           ◆ ▽綿半ホールディングス <3199>  18年3月期11月度のスーパーセンター事業の月次動向によると、売上高は既存店が前年同月比2.1%増で、全店は同25.8%増となった。既存店は、月前半は例年に比べ気温が高く、冬物商材の動き出しが遅れたが、EDLP戦略の定着で食品や日用品などの生活必需品が堅調に推移。全店は、16年11月にグループ入りした綿半Jマートの貢献で順調な推移が続いている。           ◆ ▽ミライト・ホールディングス <1417>  18年3月期11月度の受注実績は338億円で前年同月比105億円増。「環境・社会イノベーション事業」が161億円(同98億円増)、「ICTソリューション事業」が34億円(同11億円増)となる中、4-11月の累計は1888億円(前年同期間比7%増)と、10月までの累計の同1%増から大きく伸ばしている。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <11日の注目銘柄>(1)=HIS、ミライアル、三井ハイなど
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2017-12-08 18:15