エンカレッジ・テクノロジは、システム証跡管理市場を創出

  エンカレッジ・テクノロジ <3682> (東マ)が一気の引き戻し局面に入ってきた。1月6日の高値4450円高値から3月27日には1718円まで売りこまれ、整理完了との見方が台頭、割安買いの動きがダイナミックなものとなってきた。   業績好調は織り込んだとの見方が一時調整に入った要因だが、業績面では来2015年3月期も大幅な増収益が見込まれている。成長評価の余地はなお大きい。ここ数年の売上げ推移は2012年3月期7億3500万円、2013年3月期9億1500万円、そして2014年3月期12億1200万円と伸びの勢いが凄い。アナリスト筋では、来期についても20%を超える増収を想定する向きが多い。   同社の収益躍進の原動力は、システム管理者が行った操作内容を克明に記録。システムトラブルや情報漏えいに際しての原因究明やシステム監査において不正操作や操作ミスを予防する「システム証跡管理」製品(ESSREC)である。その他、システム全体の監視や障害を総合的に把握する「ESS」、システム変更の作業手順を自動作成する「ESS AutoQuality」などの製品も提供している。   同社のESSRECシステムがまさに証跡監査市場を創出したわけで、2012年度の売上げシェアは69.5%にも達している。同社の製品をインストールした顧客の多くは、保守サポートサービス契約を締結しているが、その保守サービスの更新率は94%にも達している。   こうした安定かつ高収益事業を基盤に、新規顧客への販売を強化することで、成長戦略を推し進めていく方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
エンカレッジ・テクノロジ<3682>(東マ)が一気の引き戻し局面に入ってきた。1月6日の高値4450円高値から3月27日には1718円まで売りこまれ、整理完了との見方が台頭、割安買いの動きがダイナミックなものとなってきた。
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2014-03-31 10:00