【今夜の注目材料】米11月小売売上高

 東京市場のドル/円は、米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル安の流れはひとまず一服。  ただ、112.80円付近で伸び悩むなど、上値の重い展開となりました。  欧米市場の動きを読む上で、まずは注目材料を確認しておきましょう。 12/14(木) 17:00   南ア7-9月期経常収支 17:00   仏12月製造業PMI速報値 17:00   仏12月サービス業PMI速報値 17:30☆ スイス中銀、政策金利発表 17:30☆ 独12月製造業PMI速報値 17:30   独12月サービス業PMI速報値 18:00☆ ユーロ圏12月製造業PMI速報値 18:00   ユーロ圏12月サービス業PMI速報値 18:00☆ ノルウェー中銀、政策金利発表 18:30☆ 英11月小売売上高指数 18:30   南ア11月生産者物価指数 20:00☆ トルコ中銀、政策金利発表 21:00☆ 英中銀(BOE)政策金利発表 21:00☆ BOE議事録 21:45☆ 欧州中銀(ECB)政策金利発表 22:30   ドラギECB総裁、定例記者会見 22:30   カナダ10月新築住宅価格指数 22:30☆ 米新規失業保険申請件数 22:30☆ 米11月小売売上高 22:30   米11月輸入物価指数 24:00   米10月企業在庫 26:25   ポロズ・カナダ中銀総裁、講演 28:00☆ メキシコ中銀、政策金利発表 -----☆ EU首脳会議(ブリュッセル、15日まで) 12/15(金) 08:50☆ 日銀短観 ※☆は特に注目の材料  今夜の米経済指標で最も注目すべきは11月小売売上高でしょう。  11月の感謝祭後に始まった米クリスマス商戦は出足好調と報じられており、市場予想でも前月比+0.3%と堅調な伸びが見込まれています。  時期によって変動が大きい自動車を除いた売上高は前月比+0.6%とさらに高い伸びが予想されており、米国景気の強さを再認識する事になりそうです。  その他に今夜は、スイス、ノルウェー、トルコ、イギリス、ユーロ圏、メキシコとたくさんの国で金融政策発表が予定されています。  またEU首脳会議は、イギリスのEU離脱をめぐる交渉が次の段階である離脱後の通商面の交渉に進む事を承認する見通しです。 (欧米時間のドル/円予想レンジ:112.200-113.400円) (執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
東京市場のドル/円は、米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル安の流れはひとまず一服。(イメージ写真提供:123RF)
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2017-12-14 16:30