<18日の注目銘柄>(1)=明豊エンター、FCM、クミアイ

▽明豊エンタープライズ <8927>  18年7月期第1四半期(8-10月)の連結業績は、売上高38.1億円(前年同期比2.6倍)、営業利益9.4億円(同10.1倍)。「不動産分譲事業」が、賃貸アパート開発事業の「MIJAS(ミハス)」シリーズの4棟売却、中古物件リニューアル再販事業1棟の引渡しにより、営業利益が9.6億円となって全体をけん引。連結営業利益の上期予想(同3.4倍の10億円)に対する進ちょく率は93.9%に達している。           ◆ ▽FCM <5758>  18年3月期の業績予想(単体)を上方修正。売上高を従来の197億円から228億円(前期比20.6%増)に、営業利益を3.1億円から4.9億円(同71.3%増)にそれぞれ引き上げている。「電気機能線材事業」が主力の建設・電販向けなどに想定を超えて順調に推移する中、生産方法の改善が計画より遅れていた「電子機能材事業」において、製品群の集約や人員配置の最適化による生産性の向上などに一定の目途がつき、第3四半期(10-12月)に入ってようやく改善の効果が現れ始めた。           ◆ ▽クミアイ化学工業 <4996>  17年10月期の連結業績は、売上高778億円(前期比24.4%増)、営業利益37.6億円(同66.0%増)。17年5月1日付けで旧イハラケミカル工業と経営統合したことにより、大幅増収・増益となった。続く18年10月期は売上高950億円(同22.1%増)、営業利益46億円(同22.2%増)を計画。上期は旧イハラケミカルの押し上げ効果で売上高505億円(前年同期比32.6%増)、営業利益38億円(同30.2%)を見込むが、下期は計算上、売上高445億円(同12.0%増)、営業利益8億円(同5.8%減)となっている。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <18日の注目銘柄>(1)=明豊エンター、FCM、クミアイ
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2017-12-15 17:45