ゴールドマン証がダイハツの目標株価を引き上げ
ダイハツ工業 <7262> の目標株価を、ゴールドマン・サックス証券の31日付リポートが引き上げている。
ダイハツの金子副社長が28日の記者会見で、15年3月期の国内軽自動車販売の目標を66万台と発表。14年3月期におけるゴールドマン証予想(68―69万台)から4%の減少となるが、同証券が見通していた8%減の予想との比較では大幅な改善となる。
この要因として、ダイハツは来期に新車6モデルを投入する計画であり、消費増税による反動減の影響は最小限にとどまると見ていることを挙げている。一方、海外では収益源のインドネシアにおいて、現地通貨安による調達コスト上昇、主力商品が端境期であることなどから、苦戦を予想する。
同証券では15年3月期の営業利益予想を1200億円から1350億円に引き上げており、今3月期についても同1400億円から1430億円に増額している。
目標株価は1750円から1900円に引き上げ。投資判断については、「中立」を据え置いた。
ダイハツの31日の株価は、前場に24円高の1808円まで買われている。(編集担当:片岡利文)
ダイハツ工業の目標株価を、ゴールドマン・サックス証券の31日付リポートが引き上げている。
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2014-03-31 13:15