日経平均は131円高、日本通信がS高、ガリバーも買われる
31日の日経平均株価終値は、131円80銭高の1万4827円83銭と4日続伸。
前週末のNYダウの小幅反発や、為替の円安進行などが好感され、日経平均は寄り付きで143円高の1万4839円と堅調なスタート。その後は上げ幅を22円まで縮小する場面があったものの、後場に再度盛り返し、1万4800円台に戻して取引を終えた。
個別では、イオン <8267> が日本通信 <9424> の通信サービスを利用し格安スマホ事業に参入と報じられ、日本通信がストップ高。イオンも前場に大きく買われた。
また、日本製鋼所、宇部興産子会社との資本業務提携を発表した東洋機械金属 <6210> 、前2月期の業績予想と配当予想を増額修正したガリバーインターナショナル <7599> などが強い動きを見せたほか、今8月期業績予想を修正したマルマエ <6264> や、包括提携先のエナリス <3150> と協業を開始するグリムス <3150> が急騰した。
一方、今3月期の純利益見通しを減額したダイヘン <6622> や、前2月期の最終赤字が拡大したジーンズメイト <7448> が急落しており、東京都競馬 <9672> 、東京ドームなど含み資産株の一角も弱含んでいる。
業種別では、保険、非鉄金属、ノンバンク、自動車、不動産株など多くのセクターが強い動きをみせた。(編集担当:片岡利文)
31日の日経平均株価終値は、131円80銭高の1万4827円83銭と4日続伸。
japan,economic
2014-03-31 15:00