【今夜の注目材料】米雇用関連指標

 東京市場のドル/円は一時112.70円台まで上昇しました。  ただ、日経平均株価が700円を超える大幅上昇となった割りには上値が伸びなかった印象を受けます。  欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。 1/4(木) 18:30   英12月サービス業PMI 18:30   英11月消費者信用残高 18:30   英11月マネーサプライM4 21:30   米12月チャレンジャー人員削減予定数 22:15☆ 米12月ADP全国雇用者数 22:30☆ 米新規失業保険申請件数 22:30   カナダ11月鉱工業製品価格 22:30   カナダ11月原料価格指数 25:00   米EIA週間原油在庫統計 27:30   ブラード米セントルイス連銀総裁、講演 ※☆は特に注目の材料  株高でもドル高・円安が進みにくいのは、米長期金利が低下気味でドルの上値が重いためです。  米株と米長期金利がともに上昇するためには、インフレ期待が高まる必要があると考えられますが、そのカギは明日の米12月雇用統計の平均時給が握っているのでしょう。  今夜は米12月雇用統計を占う前哨戦として、12月ADP全国雇用者数などの米雇用関連指標を吟味しつつ、明日の本番に備える事になりそうです。 (欧米時間のドル/円予想レンジ:112.200-113.100円) (執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
東京市場のドル/円は一時112.70円台まで上昇しました。(イメージ写真提供:123RF)
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2018-01-04 16:15