【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】光技術世界トップの浜松ホトニクスに本格出番
■PM2.5計測器も製品化
光技術で世界トップクラスの浜松ホトニクス <6965> に注目したい。主力の光電子増倍管(世界シェア90%)が陽電子放射断層撮影装置向けなどの医療分野で伸長する一方、半導体レーザーやセンサーは自動車の衝突防止用安全装置向けなどに引き合いが活発。
このため、2013年10月~2014年3月期(上半期)の単独決算で売上高、利益とも予想を上回るペースで推移している模様。これまで、単独ベースの純利益の見通しは50億円だったが、会社側では前年同期比23%増益の68億円に上方修正した。
「PM2.5」による大気汚染が深刻になりつつあるが、同社では超高感度光センサーによる微小粒子「PM2.5」計測器を製品化。今後の有望商品に成長が期待される。
1株利益は今9月期180円、来期200円乗せも見込めそうだ。短期的には1月高値4645円から2月安値3860円への押し幅785円の倍返しで5430円を目指そう。(経済・証券ジャーナリスト)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
光技術で世界トップクラスの浜松ホトニクス<6965>(東1・売買単位100株)に注目したい。
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2014-03-31 17:00