<11日の注目銘柄>(1)=良品計画、イオンファン、ローツェなど

▽良品計画 <7453>  18年2月期第3四半期累計(17年3-11月)の連結業績は、営業収益2800億円(前年同期比13.3%増)、営業利益335億円(同13.1%増)。引き続き「国内事業」が営業利益239億円(同27.9%増)で全体をけん引したが、第3四半期(9-11月)に限ると「東アジア事業」、「西南アジア・オセアニア事業」が増益に転じ、「欧米事業」は赤字幅を縮めるなど、海外事業の収益が順調に回復。会社側は通期の連結営業利益予想426億円(前期比11.3%増)を据え置いたが、第4四半期(17年12月-18年2月)の営業利益は計算上90.6億円(前年同期比5.0%増)となり、保守的な印象。            ◆ ▽イオンファンタジー <4343>  18年2月期第3四半期累計(17年3-11月)の連結業績は、売上高527億円(前年同期比11.4%増)、営業利益35.4億円(同83.4%増)。同社限定のオリジナル景品の導入拡大、Web販促の積極化などでプライズ部門の既存店伸び率が21.0%となる中、「国内事業」が営業利益36.4億円(同66.1%増)となって全体をけん引した。会社側は通期の連結営業利益予想50億円(前期比32.6%増)を据え置いたが、第4四半期(17年12月-18年2月)の営業利益は計算上14.6億円(前年同期比20.7%減)となり、保守的な印象。           ◆ ▽ローツェ <6323>  18年2月期第3四半期累計(17年3-11月)の連結業績は、売上高430億円(前年同期比2.6倍)、営業利益42.9億円(同21.9%増)。台湾、韓国、中国などにおいて半導体、液晶、有機EL関連の製造装置に対する旺盛な需要が継続する中、特に韓国子会社における大量受注が超短期間で納品されたことで、「ガラス基板関連搬送機」が267億円(同6.3倍)を売り上げ全体をけん引。連結営業利益の通期予想(前期比3.1%増の47.1億円)に対する進ちょく率は91.0%となっている。           ◆ ▽ライク <2462>  18年5月期上期の連結業績は、売上高222億円(前年同期比16.8%増)、営業利益12.1億円(同50.9%増)で、営業利益は従来予想を3.1億円超過した。人材の確保が多くの企業の成長における深刻な課題となる中、販売員が不足するモバイル・アパレル等のサービス業界、インターネット販売の普及等に伴い需要が逼迫しているコールセンターや物流業界などを中心に事業の拡大に努め、主力の「総合人材サービス事業」は売上高107億円(同19.0%増)、営業利益10.3億円(同13.3%増)と好調に推移。    一方、「子育て支援サービス事業」は認可保育園の新規開設による費用が発生したものの、補助金の加算により営業利益は4.0億円(同6.2倍)に増大。据え置かれた通期の連結営業利益予想(前期比16.7%増の17.8億円)に対する進ちょく率は67.9%に達している。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <11日の注目銘柄>(1)=良品計画、イオンファン、ローツェなど
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2018-01-10 18:15