<24日の注目銘柄>(1)=ブレインP、両毛システム、安川電など

▽ブレインパッド <3655>  18年6月期上期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の19億円から19.7億円(前年同期比23.7%増)に、営業利益を0.6億円から2.1億円(同4.9倍)にそれぞれ引き上げている。売上高が順調に推移する中、効率的なプロジェクト管理により案件利益率が想定を上回ったこと、また人員の増加ペースが想定より遅れていることなどが利益の押し上げに働いた。           ◆ ▽両毛システムズ <9691>  18年3月期第3四半期累計(17年4-12月)の連結業績は、売上高91.2億円(前年同期比7.1%増)、営業利益3.0億円(前年同期は300万円の赤字)。「公共事業セグメント」が営業利益2.8億円(同22.5%増)と順調に推移する中、車載系組込ソフトウェア開発支援業務、エネルギー市場の規制緩和による都市ガス自由化対応商談などの伸びにより、「社会・産業事業セグメント」が営業利益9.5億円(同65.8%増)となって全体をけん引した。           ◆ ▽安川電機 <6506>  18年2月期第3四半期累計(17年3月21日-12月20日)の連結業績は、売上高3398億円(前年同期比19.4%増)、営業利益416億円(同92.3%増)。生産設備の自動化加速、スマートフォン関連の堅調な需要を受けACサーボモータ・コントローラ事業が半導体・電子部品向け中心に大きく伸長する中、主力の「モーションコントロール」が営業利益322億円(同91.0%増)となって全体をけん引。「ロボット」も自動車関連やスマートフォン・家電向けなどの需要増で営業利益は135億円(同70.3%増)に増大している。           ◆ ▽東京製鉄 <5423>  18年3月期第3四半期累計(17年4-12月)業績(単体)は、売上高1213億円(前年同期比36.6%増)、営業利益105億円(同24.9%増)。主原料の鉄スクラップ価格が国内外で上昇ペースを速める中、製品出荷単価の上昇に先行して、鉄スクラップ購入単価の引き上げを余儀なくされたが、出荷数量の増加、生産数量が想定を上回ったことによる固定費削減効果、全社を挙げたコストダウンの推進などにより大幅増益を達成した。ただ、これを踏まえ会社側は、通期の予想売上高は従来の1600億円から1650億円(前期比35.5%増)に引き上げたが、営業利益は130億円(同23.6%増)で据え置いている。            ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <24日の注目銘柄>(1)=安川電、ブレインP、両毛システムなど
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2018-01-23 18:00