<30日の注目銘柄>(2)=ゼンリン、アイモバイル、高純度化など

▽ゼンリン <9474>  18年3月31日を基準日として1株につき1.5株の株式分割を実施すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げ、投資しやすい環境を整えることにより、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的。           ◆ ▽アイモバイル <6535>  20万株の立会外分売を実施すると発表。予定期間は18年2月14-21日。同社はさらなる社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的に将来的に東証1部への市場変更を目指しており、今回の立会外分売はその形式要件の充足を図るとともに、株式の分布状況の改善、流動性向上を図ることが目的。           ◆ ▽日本高純度化学 <4973>  18年3月期第3四半期累計(17年4-12月)の単体業績は、売上高78.6億円(前年同期比33.1%増)、営業利益8.5億円(同35.3%増)。パッケージ基板や携帯電話用マザーボード向け無電解めっき薬品に好調な推移が続く中、コネクタ用硬質金めっき薬品はスマートフォン関連、車載・産業用機械関連向けに好調に推移。パラジウムめっき薬品も、貴金属パラジウム相場の高騰が販売価格の押し上げに働き、全体として大幅増収・増益を達成した。会社側は通期の営業利益予想9.4億円(前期比4.4%増)を据え置いたが、第4四半期(18年1-3月)の営業利益は計算上0.9億円(前年同期比66.1%減)にとどまり保守的な印象。           ◆ ▽ヤギ <7460>  18年3月期第3四半期累計(17年4-12月)の連結業績は、売上高875億円(前年同期比2.2%増)、営業利益29.1億円(同24.1%増)。秋以降の低温で重衣料の販売が比較的好調に推移する中、主力の「繊維二次製品分野」が598億円(同3.2%増)を売り上げて全体をけん引した。会社側は通期の連結営業利益予想33億円(前期比19.9%増)を据え置いたが、第4四半期(18年1-3月)の営業利益は計算上3億9200万円(前年同期比4.2%減)にとどまり保守的な印象。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <30日の注目銘柄>(2)=ゼンリン、アイモバイル、高純度化など
japan,company
2018-01-29 17:45