<5日の注目銘柄>(1)=FUJIMI、ホシデン、高度紙など

▽フジミインコーポレーテッド <5384>  18年3月期第3四半期累計(17年4-12月)の連結業績は、売上高269億円(前年同期比8.4%増)、営業利益39.0億円(同12.3%増)。ロジック、メモリともに最先端デバイス向け製品需要が増加したことで、CMP(化学機械研磨)向け製品が売上高111億円(同21.7%増)と好調に推移。ポリシング材も売上高を54.8億円(同17.1%増)に伸ばした。これを踏まえ会社側は、通期の連結売上高予想を従来の345億円から355億円(前期比7.3%増)に、営業利益を44億円から48億円(同12.2%増)にそれぞれ引き上げている。           ◆ ▽ホシデン <6804>  18年3月期第3四半期累計(17年4-12月)の連結業績は、売上高2343億円(前年同期比2.5倍)、営業利益106億円(同101億円増)。アミューズメント関連向けの売上が想定より好調に推移し、生産性の向上、原価低減に努めたことで、営業利益は通期予想の100億円(前期比4.2倍)を超過した。これを踏まえ会社側は、通期の連結売上高予想を従来の2800億円から2900億円(前期比93.2%増)に、営業利益を115億円(同4.8倍)に引き上げている。           ◆ ▽ニッポン高度紙工業 <3891>  18年3月期第3四半期累計(17年4-12月)の連結業績は、売上高130億円(前年同期比16.4%増)、営業利益15.2億円(同4.3倍)。汎用インバータなどの産業機器およびエアコン用インバータをはじめ白物家電など中高圧品向け、車載分野の各種ECU用など低圧品向けの好調により、主力の「コンデンサ用セパレータ」が92.0億円(同17.7%増)を売り上げて全体をけん引。「電池用セパレータ」も、省エネ型車両などに使用される電気二重層キャパシタ用および大型リチウムイオン電池用の堅調な推移で売上高を14.8億円(同9.9%増)に伸ばす中、連結営業利益は通期予想の15億円(前期比3.0倍)を超過している。           ◆ ▽三共生興 <8018>  18年3月期第3四半期累計(17年4-12月)の連結業績は、売上高212億円(前年同期比2.2%減)、営業利益19.7億円(同22.8%増)。主力の「ファッション関連事業」は、6.3%減収ながら、経費削減、不採算店舗からの撤退、在庫の圧縮など効率追及により、営業利益は14.3億円(同31.7%増)に増大。「繊維関連事業」は秋口からの天候に恵まれて4.7%増収となり、経費削減効果もあって営業利益は3.3億円(同39.8%増)に伸長し、連結営業利益は通期予想の13億円(前期比32.4%減)を超過している。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <5日の注目銘柄>(1)=FUJIMI、ホシデン、高度紙など
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2018-02-02 18:30