<16日の注目銘柄>(1)=栄研化、シーボン、夢真HDなど

▽栄研化学 <4549>
18年3月31日を基準日として、1株につき2株の株式分割を実施すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げることで、投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大と株式の流動性の向上を図ることが目的。
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▽シーボン <4926>
18年3月期の業績予想(単体)を修正。売上高は従来の127億円から125億円(前期比横ばい)に減額したが、営業利益は3.6億円から5.2億円(同60.3%増)に引き上げている。要員計画差異による人件費の減少、販売促進活動における経費効率の改善、通信費等固定費の見直しなどがその要因。
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▽夢真ホールディングス <2362>
18年9月期1月度の建築技術者派遣事業における月次速報によると、売上高は23.3億円(前年同月比33%増)で、営業利益は4.1億円(同2.0倍)。稼動人数の増加、および派遣単価の改善で33%増収となり、売上総利益率が同2ポイント上昇して33%となったことに加え、コストコントロールで販管費が微増に留まり、営業利益は倍増した。なお、17年10月-18年1月累計の営業利益は15.9億円で、通期予想の42億円に対する進捗率は37.8%となっている。
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▽オンコリスバイオファーマ <4588>
がんの体外検査薬として開発を進めている「OBP-1101(テロメスキャンF35)」について、欧州特許出願の特許査定を受けたと発表した。今回特許査定を受けたのは、「テロメスキャン(OBP-401)」の遺伝子配列の中に、正常血液細胞での遺伝子発現を抑制するマイクロRNA干渉遺伝子を組み込み、より特異的にがん細胞を蛍光発光させる制限増殖型アデノウイルスに関するもの。本特許登録の実現により、テロメスキャンを用いたがんの体外検査薬ビジネスの海外展開の礎が増強されることとなる。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<16日の注目銘柄>(1)=栄研化、シーボン、夢真HDなど
japan,company
2018-02-15 17:45