壱番屋が急伸、いちよしがフェアバリューを引き上げ
壱番屋 <7630> に対して、いちよし経済研究所が3月31日付でリポートを発行。フェアバリューを引き上げている。
同社は国内で1228店舗を展開しており、国内に現時点で大きな競合相手がいない点を同リポートでは評価。また、115店舗展開している海外店舗について、15年5月期末で160店舗程度に拡大すると見通している。
今5月期の第3四半期(13年6―14年2月)経常利益については、同証券では29億1000万円と予想、エビをはじめとする食材の仕入れコストが響くと見通していた。しかし、実際には既存店売上の堅調さや、食材仕入れコストの削減効果などが寄与し、31億5400万円(前年同期比0.4%増)で着地。同研究所予想を2億円以上超過している。
こうしたことから、同研究所による今期の経常利益予想は、従来予想と比較し4000万円増額し、会社予想と同額の38億6000万円に引き上げ。来15年5月期の経常利益予想は40億5000万円から41億3000万円に8000万円上積みしている。また、レーティングは「B」継続、フェアバリューは3700円から3800円に引き上げた。
1日の壱番屋の株価は、前引け間際に120円高(2.82%高)の4375円まで買われている。(編集担当:片岡利文)
壱番屋に対して、いちよし経済研究所が3月31日付でリポートを発行。フェアバリューを引き上げている。
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2014-04-01 11:45