＜２６日の注目銘柄＞（１）＝東邦鉛、ＪＣＵ、山一電機

▽東邦亜鉛 <5707> 　１８年３月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の１２５０億円から１３４０億円（前期比１７．６％増）に、営業利益を１０５億円から１４０億円（同９．７％増）にそれぞれ引き上げている。金属相場が想定以上に上昇したことで、製錬セグメントの利益が３３億円程度上ブレる見通しとなった。 　 　同社が７日に発表した第３四半期累計（１７年４－１２月）決算では、金属相場高に加え、ＣＢＨ社（豪州）のエンデバー鉱山の減産解除による増産により、「資源事業」が営業利益を５３．１億円（同６．７倍）に伸ばして全体をけん引。連結営業利益は１１５億円（前年同期比４４．４％増）に達し、会社側は、通期業績予想の修正の要否について、１月月次決算確定後、２月後半のタイミングで必要に応じて適時対応の予定としていた。 　　　　　　　　　◆ ▽ＪＣＵ <4975> 　１８年３月３１日を基準日として、１株につき２株の株式分割を実施すると発表。投資単位あたりの金額を引き下げ、株式の流動性向上および投資家層の拡大を図ることが目的。同時に、１８年３月３０日付けで、２０万１０８０株（消却前の発行済株式数の１．４２％）の自己株式を消却するともしている。 　　　　　　　　　　◆ ▽山一電機 <6941> 上限３億円、２０万株（自己株式を除く発行済株式数の０．８８％）の自社株買いを発表。取得期間は１８年３月１日－１８年５月３１日。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するため。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）