大泉製が岩手大学との共同研究契約を締結

 大泉製作所 <6618> は1日引け後、岩手大学との共同研究契約締結を発表した。温度を測定するセンサーとしても利用されるサーミスタの新材料に関する共同研究。  同大学の山口明准教授は、人口格子などの超構造を有する物質の研究が専門分野。新しい金属やセラミックス、それらを複合させた薄膜などを作製し、その構造や性質に関する研究を行っている。  大泉製は、サーミスタ利用の温度センサーが主力で、使用環境に対する耐久性を重視し、新しい素材の組み合わせでバリエーションを拡大してきた。岩手大学との共同研究により、短期間で量産化が可能な技術の確立と、少量多品種の生産性の大幅な改善を目指す。  大泉製の1日終値は9円高の188円。(編集担当:宮川子平)
大泉製作所は1日引け後、岩手大学との共同研究契約締結を発表した。
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2014-04-01 16:30