【今夜の注目材料】米2月ADP全国雇用者数

 東京市場のドル/円は下げ渋りの展開でした。  米保護主義への懸念が強まると、早朝に一時105.40円台まで急落しましたが、その後は安く始まった日経平均株価が底堅く推移する中、105円台後半へ持ち直しています。  欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目イベントをチェックしておきましょう。 3/7(水) 19:00 ユーロ圏10-12月期GDP・確報値 20:00☆トルコ中銀、政策金利発表 22:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁、講演  22:15☆米2月ADP全国雇用者数 22:20 ダドリー米NY連銀総裁、講演  22:30 カナダ1月貿易収支  22:30 米10-12月期非農業部門労働生産性・確報 22:30 米10-12月期単位労働コスト・確報 22:30☆米1月貿易収支 24:00☆カナダ中銀、政策金利発表  24:30 米EIA週間原油在庫統計  28:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック) 29:00 米1月消費者信用残高   3/8(木)  08:50  日本10-12月期GDP・2次速報  08:50  日本1月国際収支-経常収支/貿易収支 09:30☆ 豪1月貿易収支  ※☆は特に注目の材料  今夜は、9日の米2月雇用統計の前哨戦として米2月ADP全国雇用者数の発表が予定されています。  ただ、市場の関心は米国政治に集中しており、ドル/円がADP雇用者数に強い反応を示すとは考えにくいところです。  早朝のコーン米国家経済会議(NEC)委員長の辞任で貿易戦争が激化するとの懸念が広がっています。  今夜の米1月貿易収支では対中赤字(前回:308億ドルの赤字)などにも目配りが必要かもしれません。 (欧米時間のドル/円予想レンジ:104.800-106.400円) (執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
東京市場のドル/円は下げ渋りの展開でした。(イメージ写真提供:123RF)
economic,gaitamedotcom,fxExchange
2018-03-07 17:45