日本ハム、シャウエッセンの美味しさ発信する拠点を六本木にオープン

 日本ハムは2014年4月2日、シャウエッセン発売30周年の記念事業として、東京・六本木に「シャウエッセン トラベルカフェ」をオープンする。「シャウエッセン」のおいしい食べ方や、新メニューなどの情報を発信していく拠点と位置づけ、2015年3月31日までの1年間限定で設置する。4月1日に、記者を対象とした内覧会を開催し、同社代表取締役社長の竹添昇氏は、「既に30年間にわたってみなさまに親しまれてきた『シャウエッセン』だが、季節に合わせたメニューの提案や、みそ汁や鍋など和食への応用、そして、特に朝食シーンでの活用など、利用提案を積極的に行うことで一段の販売促進が可能。六本木に開設するカフェは、情報提供の場として大いに期待している」と、オープンを喜んだ。(写真は、左が日本ハム社長の竹添昇氏、右が専務の内田幸次氏。サーチナ撮影)  「シェウエッセン トラベルカフェ」は、シャウエッセンが最もおいしく食べられるという「黄金の3分間ボイル」を気軽に楽しんでもらえる場として開設。ボイルしたシャウエッセンに、粒マスタード、トリュフソース、キャベツのマスタードマリネ付で、6本(レギュラー:680円)、3本(ハーフ:380円)、12本(ダブル:1200円)で提供する。  その他にも、「シャウエッセンのニース風ホットサラダ」「シャウエッセン ジャーマントマトポテト」「シャウエッセンのドリュフソース スクランブルエッグ」「シャウエッセン ポトフ」など、シャウエッセンをおいしく食べられるオリジナルメニューを提供。さらに、ランチタイムには、「シャウエッセン コニードッグ」「シャウエッセン ドッグ」「シャウエッセン ホットドッグ・パリジャン」「シャウエッセン カリーブルストドッグ」などシャウエッセンスペシャルロングを使用したホットドッグ。また、「シャウエッセンのカレーピラフ」などを揃えて、昼食メニューにしている。  夜は、アルコール類も取り扱い、シャウエッセンのメニュー各種の他、トラベルカフェが提供しているフルメニューを用意して深夜(月火は翌2時、水木は翌3時、金土祝前日は翌7時)まで営業する。六本木交差点から徒歩1分の好立地を活かし、期間限定のメニューやイベントなどを様々に繰り出して年間20万人の利用をめざす。  なお、「シャウエッセン 30周年記念」としては、3月27日に関西地区での情報発信拠点として「Kidzania 甲子園」をオープン。小売店の店頭では、「シャウエッセン 1本丸ごと試食」を積極的に展開する。また、6月30日まで「やっパリッ! シャウエッセン ボイルキャンペーン」として「ル・クルーゼ」の食器や調理器が抽選で当たるオープン懸賞やクローズド懸賞を実施する。「1985年2月の発売から30周年を迎え、今年1月-3月の売上が前年同期比108%と好調な販売を維持し続けているNo.1ウインナーとして、40周年、50周年へとつないでいきたい」(取締役専務執行役員 加工事業本部長の内田幸次氏)と大々的なキャンペーンを展開する。  また、同社は、50年間にわたって使ってきた「ニッポンハム」というカタカナのコーポレートマークに代わって、2014年4月からアルファベットの「NH」を意匠化して「Nipponham Group」とアルファベットを使ったコーポレートマークを新たに使い始めた。社長の竹添氏は、「たとえば、『シャウエッセン』という商品名はご存じでも、それが、日本ハムの製品であるとご存知の方は少ない。当社は、ハムやソーセージの他にも、ヨーグルト、チーズ、調味料、冷凍食品などさまざまな食品事業を展開している。これからは、『NH』の新しいコーポレートマークを商品にも付け、日本ハムグループとして安全で安心な食品を提供しているということを広くアピールしていきたい」と、新たなブランド戦略を語っていた。(編集担当:徳永浩)
日本ハムは2014年4月2日、シャウエッセン発売30周年の記念事業として、東京・六本木に「シャウエッセン トラベルカフェ」をオープンする。(写真は、左が日本ハム社長の竹添昇氏、右が専務の内田幸次氏。サーチナ撮影)
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2014-04-01 17:30