【今夜の注目材料】米2月雇用統計

 東京市場のドル/円は、米朝首脳会談の開催が明らかとなり、北朝鮮リスクが後退した事を受けて107円目前まで上値を伸ばしました。  ただ、日経平均株価が上げ幅を縮小した事もあって、その後はやや伸び悩む展開となっています。  欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。 3/9(金) 18:30☆英1月貿易収支 18:30☆英1月鉱工業生産 18:30 英1月製造業生産  22:30☆米2月雇用統計 22:30☆カナダ2月雇用統計 22:30 カナダ10-12月期設備稼働率 22:40 エバンズ米シカゴ連銀総裁、TVインタビュー  24:00 米1月卸売在庫 26:40 ローゼングレン米ボストン連銀総裁、講演  26:45 エバンズ米シカゴ連銀総裁、講演  ※☆は特に注目の材料  トランプ関税による貿易戦争への懸念と北朝鮮と米国の軍事衝突への懸念がいずれも後退。  比較的明るいムードの中で米2月雇用統計を迎える事になります。  前回の1月雇用統計では平均時給の伸びが予想を大きく上回った事で米長期金利が急騰。  その後の株安・ドル安の発端となりました。  なお、今回の市場予想は非農業部門雇用者数が20.5万人増、失業率は4.0%、注目の平均時給は前月比+0.2%、前年比+2.8%となっています。  今回も弱すぎる結果より強すぎる結果を警戒する必要があるのかもしれません。 (欧米時間のドル/円予想レンジ:105.700-107.500円) (執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
東京市場のドル/円は、米朝首脳会談の開催が明らかとなり、北朝鮮リスクが後退した事を受けて107円目前まで上値を伸ばしました。(イメージ写真提供:123RF)
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2018-03-09 18:30