<13日の注目銘柄>(1)=アバール、西部電機、東インキなど

▽アバールデータ <6918>  18年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の69億円から75.5億円(前期比3.2%減)に、営業利益を10.8億円から13億円(同43.5%増)にそれぞれ引き上げている。半導体製造装置関連市場における需要が順調に推移していること。また、「自社製品」の画像処理モジュールが、新製品の立ち上がりと検査工程の自動化ニーズの高まりで想定以上に好調に推移していることが要因。         ◆ ▽西部電機 <6144>  18年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の208億円から228億円(前期比5.1%減)に、営業利益を16億円から20億円(同31.0%増)にそれぞれ引き上げている。「精密機械事業」において、海外市場の高精度要求により輸出が増加したことがその要因。         ◆ ▽東京インキ <4635>  18年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の445億円から450億円(前期比2.4%増)に、営業利益を12.5億円から14.5億円(同22.8%増)にそれぞれ引き上げている。売上高の増額は「化成品事業」の受注好調が主因。利益面では、産業用機能性インクジェットインクの伸長、食品・日用品包装向けの着色製品および機能製品、自動車向け、住宅関連向け着色製品の好調、新規に市場投入した「グランドセル」をはじめ「加工品事業」における高付加価値品の堅調な推移が押し上げに働いた。         ◆ ▽ホクト <1379>  18年3月期2月の単体月次売上状況(速報)によると、売上高は44.6億円(前年同月比15.4%増)で、3カ月連続前年実績を超過。これにより、17年4月-18年2月の累計売上高は437億円(前年同期間比4.6%増)となり、通期計画の466億円に対する進ちょく率は93.7%となっている。         ◆ ▽ライクキッズネクスト <6065>  18年3月31日を基準日として、1株につき2株の株式分割を実施すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げることにより、株式の流動性の向上を図ることが目的。同時に発表した18年4月期第3四半期累計(17年5月-18年1月)の連結業績は、売上高129億円(前年同期比20.4%増)、経常利益11.8億円(同3.1倍)で経常利益の通期予想(前期比27.6%増の13億円)に対する進ちょく率は90.7%となっている。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <13日の注目銘柄>(1)=アバール、西部電機、東インキなど
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2018-03-12 17:15