日経平均株価は105円高スタート、為替の円安進行を好感

 2日の日経平均株価は、105円89銭高の1万4897円88銭でスタート。  外国為替市場でドル・円が103円台後半まで円安進行したことで、輸出株を中心に、幅広い銘柄に買い安心感が広がっている。また、前日のNYダウが74ドル高と3日続伸したことも好感されている。  個別では、米アップル社が半導体子会社の買収交渉に入ったと報じられたルネサスエレクトロニクス <6723> が買い気配でスタート。  ファミリーマート <8028> とコンビニ・調剤薬局の一体型店舗を開局したメディカルシステムネットワーク <4350> 、今11月期の業績予想を増額した象印マホービン <7965> 、今9月期予想を上方修正したM&Aキャピタルパートナーズ <6080> 、東証1部への市場変更を発表した東日本ハウス <1873> 、岩手大学との共同研究契約を締結した大泉製作所 <6618> なども買い気配となっている。  ほかにも、今3月期営業利益が計画を上ブレのもようと報じられた日本精工 <6471> 、施設の入園者数が2年連続で過去最高となったオリエンタルランド(OLC) <4661> などが強い動きをみせている。  一方、今5月期3Q業績が初の最終赤字となったハニーズ <2792> が急落、前2月期業績が最終減益に転じると報じられたオンワードホールディングス <8016> も大きく売られており、今8月期の2月中間期営業利益が5割増と観測されたビックカメラ <3048> も弱含んでいる。(編集担当:片岡利文)
2日の日経平均株価終値は、105円89銭高の1万4897円88銭でスタート。
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2014-04-02 09:00