<20日の注目銘柄>(1)=日本郵政、サイバーS、大紀アなど

▽日本郵政 <6178>
18年3月期の連結業績予想を上方修正。経常収益を従来の12兆4600億円から12兆7000億円(前期比4.7%減)に、経常利益を7800億円から8900億円(同11.9%増)にそれぞれ引き上げている。郵便・物流事業におけるゆうパック・ゆうパケットの取扱数量の増加等により、人件費や集配運送委託費の増加等を吸収。経常利益は一転して2ケタ増益見通しとなった。
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▽サイバーステップ <3810>
18年5月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の50億円から68億円(前期比2.2倍)に、営業利益を5億円から7億円(同88.2%増)にそれぞれ引き上げている。スマートフォンで遠隔操作するオンラインクレーンゲーム「トレバ」の大規模な増床、筐体の増台が奏功し、売上高、営業利益とも想定を大きく上回る見通しとなった。
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▽大紀アルミニウム工業所 <5702>
18年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の1777億円から1842億円(前期比22.1%増)に、営業利益を62.6億円から69.0億円(同45.9%増)にそれぞれ引き上げている。商品の販売数量が増加する中、製品価格と原料価格の価格差が計画より拡大したことがその要因。
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▽インフォテリア <3853>
東京証券取引所の承認を受け、18年3月26日付けで東証マザーズから東証1部に市場変更されると発表。併せて25万株の立会外分売を実施すると発表。実施予定期間は18年4月4-6日。
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▽名古屋電機工業 <6797>
18年3月期の業績予想(単体)を上方修正。売上高を従来の172億円から173億円(前期比15.5%増)に、営業利益を3億円から7億円(同3.0倍)にそれぞれ引き上げている。「情報装置事業」における、新名神高速道路向けLED式道路情報板の据付工事の順調な進展、渋滞対策向け新製品の走光型運転支援灯システムの堅調な推移、「検査装置事業」における、大口顧客への新製品3次元基板外観検査装置の販売などが主な要因。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<20日の注目銘柄>(1)=日本郵政、サイバーS、大紀アなど
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2018-03-19 17:15