<28日の注目銘柄>(1)=JCRファマ、カルナバイオ、MDVなど

▽JCRファーマ <4552>
血液脳関門通過型ハンター症候群治療酵素製剤「JR-141」が、厚生労働省「先駆け審査指定制度」の対象品目に指定されたと発表。昨年に実施した第1/2相臨床試験では、安全性に問題はなく、薬剤が血液脳関門を通過して中枢神経系に作用したと推定される良好な結果が得られていた。今後、18年中に第2/3相臨床試験を開始し、19年には世界に先駆けて日本で製造販売承認申請を目指す。
◆
▽カルナバイオサイエンス <4572>
同社が研究を行なってきた精神神経疾患を対象としたキナーゼ阻害剤の創薬プログラムに関し、大日本住友製薬 <4506> との共同研究ならびに開発および事業化に関する契約を締結したと発表した。この契約に基づき、大日住薬は同社に対して、契約一時金および研究マイルストンとして最大8000万円を支払うが、今後、大日住薬が本剤の臨床開発・販売への移行を決定した場合、大日住薬は同社に対して、開発段階、販売額目標達成に応じた開発・販売マイルストンとして総額で最大約106億円を支払う可能性があるという。
◆
▽メディカル・データ・ビジョン <3902>
18年4月30日を基準日として、1株につき2株の株式分割を実施すると発表。投資単位当たりの金額の引き下げおよび株式の流動性向上により、投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図ることが目的。
◆
▽EPSホールディングス <4282>
上限30億円、136万株(自己株式を除く発行済株式数の2.95%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は18年4月2日-18年12月20日。株主還元の充実、資本効率の向上、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行が目的。
◆
▽トランザクション <7818>
18年8月期第2四半期累計(17年9月-18年2月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の70.2億円から76.9億円(前年同期比19.1%増)に、営業利益を7.5億円から8.5億円(同19.2%増)にそれぞれ引き上げている。主力のエコバックやタンブラー・ボトルが引き続好調に推移したほか、モバイルバッテリー中心のモバイル関連製品が大きく伸長。VAPE事業、ペットウェア事業などの新規事業も好調に推移した。
◆
▽クスリのアオキホールディングス <3549>
18年5月期3月度(2月21日-3月20日)の月次売上高は、既存店が前年同月比7.3%増で、全店は同21.2%増と好調に推移。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<28日の注目銘柄>(1)=JCRファマ、カルナバイオ、MDVなど
japan,company
2018-03-27 17:30