ショーワは新安値、三菱UFJモルガン証が投資判断を中立に引き下げ

 ショーワ <7274> は3月31日の年初来安値を下回り、午前9時51分には52円安(4.66%安)の1063円を付けた。  三菱UFJモルガン・スタンレー証券は1日付リポートで、目標株価を2100円から1200円に引き下げた。すでに株価が目標株価を下回っているため、投資判断は「ニュートラル(中立)」(従来はアウトパフォーム)とした。  二輪車市場の低調に加え、主力車種での失注影響が想定以上で、期待のCVTポンプの拡販も従来想定以下のペースにとどまる可能性が生じてきたと指摘。大型失注は前期で一巡したと推察するが、新興国の二輪車市場の伸び率鈍化で、15年3月期業績は系列平均を下回る可能性が高いとみた。  三菱UFJモルガン証は、ショーワの15年3月期業績を、売上高2770億円(従来は2823億円)、営業利益210億円(同244億円)と予想。  目標株価は収益モメンタムの低下を考慮し、リーマンショック後の11年3月期から13年3月期の特別損益控除後の高安平均PER11.3倍から、安値平均の8.1倍に変更して算出した。(編集担当:宮川子平)
ショーワは3月31日の年初来安値を下回り、午前9時51分には52円安(4.66%安)の1063円を付けた。
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2014-04-02 11:15