<9日の注目銘柄>(1)=コジマ、古野電、小津産業など

▽コジマ <7513>
18年8月期上期、および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の1149億円から1186億円(前年同期比6.3%増)に、営業利益を2.3億円から13.4億円(同6.2倍)にそれぞれ増額。通期は売上高を2390億円から2420億円(前期比4.0%増)に、営業利益を30億円から38億円(同38.4%増)に引き上げている。消費者の高画質・高機能商品に対する需要の高まりや新製品の発売により、4Kテレビを含む映像商品やスマートフォンが好調に推移した。
◆
▽古野電気 <6814>
18年2月期の連結業績を修正。売上高は790億円(前期比0.4%増)で据え置いたが、営業利益を15億円から19.5億円(同27.1%増)に引き上げている。為替レートが対ユーロで想定よりも円安で推移したことが主な要因。同時に期末の配当予想を従来の4円から6円に引き上げ、年間10円(前期は8円)配当としている。
◆
▽小津産業 <7487>
18年5月期の連結業績を修正。売上高は404億円から401億円(前期比0.3%減)に減額したが、営業利益は6.7億円から7.8億円(同16.8%増)に引き上げている。「家庭紙・日用雑貨事業」における商流変更等の影響により売上高は未達を見込んだが、営業利益については「不織布事業」のエレクトロニクス分野における販売増、海外向けコスメティック分野の新規受注等により上ブレる見通しとした。18年5月期第3四半期累計(17年6月-18年2月)の連結業績は、「不織布事業」のけん引により、売上高305億円(前年同期比1.3%増)、営業利益7.1億円(同21.1%増)と順調に推移。
◆
▽オンワードホールディングス <8016>
上限20億円、200万株(自己株式を除く発行済株式数の1.40%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は18年4月11日-18年8月31日。また、18年4月27日を予定日として普通株式500万株(発行済株式数の2.97%)を消却するとした。同時に発表した18年2月期の連結営業利益は51.7億円(前期比22.9%増)と、従来予想の57億円を下回った一方、19年2月期には72億円(同39.3%増)の営業利益を見込んでいる。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<9日の注目銘柄>(1)=コジマ、古野電、小津産業など
japan,company
2018-04-06 18:15