中国企業が所有する、ペルーの銅山採掘所、環境汚染で操業停止命令=中国報道

中国メディア・財新網は3月31日、中国企業が国外に持つ最大規模の銅山とされるペルーの銅山について、現地の湖へ汚染物が排出されているとして現地当局から操業停止を要求されたと報じた。
記事は、中国アルミ(CHALCO)が所有するペルーのToromocho(トロモコ)銅山が、3月28日にペルー環境省の関連機関から「排水が環境法律に違反する」旨の通知を受けたとし、同社側もこの情報を確認したと伝えた。
当局によると、3月16日から20日にかけて行われた検査で、現地の湖に酸性汚染物を含む廃棄物が排出されていたことが明らかになったという。通知では、昨年12月10日から始まった銅山の試験採掘作業を一時中止するよう求められた。
記事は、銅山ではすでに生産活動が中止され、当局の指摘に基づき有効な措置を講じ、速やかに生産回復できるように努めていることを併せて伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディア・財新網は3月31日、中国企業が国外に持つ最大規模の銅山とされるペルーの銅山について、現地の湖へ汚染物が排出されているとして現地当局から操業停止を要求されたと報じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-04-02 12:45