オンワードHが軟調、駆け込み需要伸びず前期は営業減益に
オンワードホールディングス <8016> が軟調。前場に17円安の694円(2.39%安)まで売られ、後場に入ってからも下値を模索している。
同社の前2月期業績について、売上高は2800億円弱(前々期比8%増)と従来予想を若干上回ったものの、営業利益は120億円強(同約1割減)となり、従来予想の148億円から一転しての減益予想となるもようだと2日付の日本経済新聞が報じ、売り要因となった。
国内ではテレビCMの効果などで婦人服が順調だったものの、円安で仕入れコスト膨らんだほか、2月の大雪もあり消費増税前の駆け込み需要は想定以下だったという。また、海外では改装費用などが負担となり営業赤字となったと観測されている。
今15年2月期は増収増益になる公算が大きいと見通されている。(編集担当:片岡利文)
オンワードホールディングスが軟調。前場に17円安の694円(2.39%安)まで売られ、後場に入ってからも下値を模索している。
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2014-04-02 14:00