【今夜の注目材料】ドル/円の値動きそのものに注目

 東京市場のドル/円は上値を模索する展開。  ゴトー日(5・10日)のドル需要や海外勢のドル買い観測などに支えられ、一時は月初来高値(107.776円)に迫りました。  ただ、その後は107円台半ばに押し戻されるなど伸び悩んでおり、欧米市場の動きが気になるところです。  まずは今夜の注目材料を確認しておきましょう。 4/20(金) 18:30 サンダース英MPC委員、講演  21:30 カナダ2月小売売上高 21:30 カナダ3月消費者物価指数 22:40 エバンズ米シカゴ連銀総裁、講演  23:00 ユーロ圏4月消費者信頼感指数・速報値 26:45 日米財務相会談(ワシントン)  ----- G20財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン)  ※☆は特に注目の材料  本稿執筆時点で今週のドル/円の値幅は0.85円=85銭前後しかありません。  このままでは、今年初めて週間の値動きが1円未満という事になってしまいます。  さすがに、ここから105円台に下落する事は考えにくいので、最低値幅記録の更新を免れるかどうかは107.70-80円の上値抵抗を突破できるかにかかっているという事になります。  今夜に関しては、手掛り材料よりもドル/円の値動きそのものに注目したいと思います。 (欧米時間のドル/円予想レンジ:106.800-108.000円) (執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
東京市場のドル/円は上値を模索する展開。(イメージ写真提供:123RF)
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2018-04-20 16:15