<24日の注目銘柄>(1)=セック、エスイー、NICなど

▽セック <3741>  18年3月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の49.5億円から51.8億円(前期比17.0%増)に、営業利益を5.5億円から6.2億円(同43.2%増)にそれぞれ引き上げている。移動体通信事業者からの需要回復で「モバイルネットワーク」分野が伸長したほか、ロボットの研究開発案件を中心とした「宇宙先端システム」分野が増加するなど、全事業分野が好調で売上高が計画を上回る見込みとなった。同時に期末一括の配当予想も増額。従来の42円から46円(普通配36円、記念配10円)に引き上げている(前期は普通配26円、記念配10円の計36円)。           ◆ ▽エスイー <3423>  18年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の195億円から202億円(前期比13.8%増)に、営業利益を7.5億円から9.6億円(同46.5%増)にそれぞれ引き上げている。公共インフラ老朽化対策等の事業の堅調な推移を背景に、関連製品の納入、補修・補強工事が順調に推移。原価率の改善も伴った。           ◆ ▽エヌアイシ・オートテック <5742>  18年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の91.4億円から92.6億円(前期比17.0%増)に、営業利益を5.5億円から6.2億円(同43.2%増)にそれぞれ引き上げている。「アルファフレーム部門」、「装置部門」、「商事部門」の各セグメントの売上高が順調に推移する中、ともに17年7月に開設した立山事業所、およびアルファフレーム北関東が順調に立ち上がったことで生産効率も高まった。           ◆ ▽トーカイ <9729>  18年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の1069億円から1095億円(前期比14.5%増)に、営業利益を9.5億円から10.2億円(同22.0%増)にそれぞれ引き上げている。「調剤サービス」における、新規出店効果等による処方せん受付回数の増加、および処方せん単価の上昇、「健康生活サービス」における、主力のレンタル売上やクリーニング設備製造事業の好調が主な要因。           ◆ ▽日本システムウエア <9739>  18年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の320億円から335億円(前年同期比9.2%増)に、営業利益を24億円から29億円(同21.3%増)にそれぞれ引き上げている。デバイス開発事業をはじめとする「プロダクトソリューション」が想定以上に好調に推移した。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <24日の注目銘柄>(1)=セック、エスイー、NICなど
japan,company
2018-04-24 09:00