【今日のドル円】日米金利差2007年以来の広さに

 昨日のドル/円は、米長期金利の上昇を背景に2月13日以来の高値となる108.70円台まで上値を伸ばした。米10年債利回りが節目の3%に迫る中、ドルに見直し買いが入っており、貿易戦争などへの懸念から進んだ年始以降のドル安に修正の動きが見られる。日米金利差の観点に立てば、ドル/円にはさらなる上値余地があると見る事ができよう。  なお、日米10年債利回り格差は「円キャリートレードブーム」だった2007年以来の水準に拡大している。米長期金利が上昇する中でも主要国の株価が大きく崩れないようなら、ドル/円は100日移動平均線(執筆時点:109.005円)や日足一目均衡表の雲上限(同、109.318円)を試す展開となりそうだ。 本日の予想レンジ:107.900-109.400円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
昨日のドル/円は、米長期金利の上昇を背景に2月13日以来の高値となる108.70円台まで上値を伸ばした。米10年債利回りが節目の3%に迫る中、ドルに見直し買いが入っており、(イメージ写真提供:123RF)
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2018-04-24 09:45