【今夜の注目材料】米5年債入札(350億ドル)

 東京市場のドル/円は、米10年債利回りが3%台へ上昇した事を受けて109円台を回復。  その後、一時108円後半へ押し戻される場面もありましたが、日経平均株価が下げ幅を縮小する中で下値は限られました。  欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。 4/25(水) 20:00☆トルコ中銀政策金利発表 23:30 EIA週間原油在庫統計  26:00☆米5年債入札(350億ドル) 29:15 ポロズ・カナダ中銀総裁、議会証言 ※☆は特に注目の材料    足元のドル/円相場は、米長期金利の上昇につれてドルが買われやすい一方で、金利の上昇を嫌気して株が売られると円も買われる(株が堅調なら円売りに)という他市場まかせの展開です。  今夜も引き続き、米長期金利と米国株の関係性がドル/円のカギとなるでしょう。  米5年債入札後の長期金利の変動には特に注目です。  また、今夜はトルコ中銀が政策金利発表を行います。  利上げ(後期流動性貸出金利の0.50%引き上げ)予想が優勢ですが、エルドアン大統領は「利下げをすれば、インフレ抑制のみならずリラ高に寄与する」という謎の理論を盾に中銀に圧力をかけている模様です。  強権的な大統領に逆らう形で利上げに踏み切れるのか、トルコ中銀の判断に注目が集まっています。 (欧米時間のドル/円予想レンジ:108.200-109.400円) (執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
東京市場のドル/円は、米10年債利回りが3%台へ上昇した事を受けて109円台を回復。(イメージ写真提供:123RF)
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2018-04-25 17:30