<9日の注目銘柄>(1)=東海カ、旭硝子、ライオンなど

▽東海カーボン <5301>  18年12月期第1四半期(1-3月)の連結業績は、売上高416億円(前年同期比72.6%増)、営業利益128億円(同7.2倍)。黒鉛電極の販売価格上昇、カーボンブラックの販売量増加および原料油価格上昇に伴う価格改定の実施等により、業績は極めて好調に推移。これを踏まえ会社側は、18年12月期の連結営業利益予想について、上期を167億円から277億円(同6.6倍)に、通期を430億円から637億円(前期比同5.5倍)にそれぞれ引き上げている。           ◆ ▽旭硝子 <5201>  18年12月期第1四半期(1-3月)の連結業績(IFRS)は、売上高3725億円(前期比11.1%増)、営業利益306億円(同37.9%増)。「ガラス」は建築用が欧州で堅調に推移し、自動車用は全地域が伸長。ユーロ高もあり、営業利益は76.4億円(同7.1%増)に増大。「化学品」は国内および東南アジアにおける苛性ソーダの販売価格の上昇、17年3月に連結化したビニタイのフル寄与、半導体関連製品向けのフッ素樹脂をはじめとするフッ素関連製品の拡大などで営業利益を170億円(同52.9%増)に伸ばす中、連結営業利益の上期予想(同11.6%増の550億円)に対する進ちょく率は55.7%となっている。           ◆ ▽ライオン <4912>  18年12月期第1四半期(1-3月)の連結業績(IFRS)は、売上高793億7300万円(前年同期比1.7%増)、営業利益112億1000万円(同69.5%増)で、営業利益の上期予想(同20.6%増の150億円)に対する進ちょく率は74.7%。           ◆ ▽ホクト <1379>  18年3月期の連結営業利益予想を22.5億円から31.8億円(前期比7.3%減)に上方修正。秋から冬にかけて天候不順や台風の影響で他の野菜が品薄になり価格が高騰する中、きのこの引き合いが強まり、価格、販売量とも堅調に推移した。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <9日の注目銘柄>(1)=東海カ、旭硝子、ライオンなど
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2018-05-09 09:30