【今夜の注目材料】米4月消費者物価指数

 東京市場のドル/円は、ゴトー日(5・10日)のドル需要などから109.90円台を付けて今週の高値を更新。  しかし米10年債利回りの低下もあって110円を超えられず109円台後半で足踏みとなっています。  欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。 5/10(木) 17:30☆英3月鉱工業生産 17:30 英3月製造業生産 17:30 英3月貿易収支 20:00☆BOE政策金利発表 20:00☆BOE議事録  20:00☆BOE四半期インフレレポート  20:30☆カーニーBOE総裁、記者会見  21:30 カナダ3月新築住宅価格指数 21:30☆米新規失業保険申請件数 21:30☆米4月消費者物価指数  26:00☆米30年債入札 (170億ドル) 27:00 米4月月次財政収支 5/11(金) 10:30  豪3月住宅ローン件数    ※☆は特に注目の材料  足元のドル/円は、米長期金利との相関が復活しています。  そうした中で発表される米4月消費者物価指数は強い手掛りになる可能性があるため、注目を集めそうです。  また、米財務省の四半期定例入札を締めくくる30年債の入札動向も、長期金利に与える影響が大きいと見られるため要チェックです。  また、今夜は英中銀(BOE)のスーパーサーズデーにも注目です。  政策金利は据置きが濃厚ですが、インフレ率と成長率の見通しや、カーニーBOE総裁の会見を受けて英国債が大きく動けば、米長期金利にも影響が及ぶ可能性があります。 (欧米時間のドル/円予想レンジ:109.300-110.400円) (執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
東京市場のドル/円は、ゴトー日(5・10日)のドル需要などから109.90円台を付けて今週の高値を更新。(イメージ写真提供:123RF)
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2018-05-10 16:00