日経平均は62円高スタート、1万5000円前後でもみ合い

 3日の日経平均株価は前日比62円86銭高の1万5009円18銭で寄り付いた。その後は1万5000円の攻防が続いている。前日の米国市場でNYダウが年初来高値を更新したことで、東京市場でも幅広い銘柄に買いが先行した。ドル・円が103円台後半で底堅く推移していることも支え。  個別では、マネックスグループ <8698> の筆頭株主になる静岡銀行 <8355> が堅調。ソニー <6758> が筆頭株主になったエニグモ <3665> も上昇した。14年5月期第3四半期で大幅増益の宝印刷 <7921> は年初来高値を更新。国内ユニクロ事業の既存店で5カ月連続の増収となったファーストリテイリング <9983> も底堅く、「IGZO」の出荷倍増計画が報じられたシャープ <6753> も買われている。  半面、シグマクシス <6088> は売り気配スタート。株主優待制度の廃止を発表したスリープログループ <2375> も下落した。(編集担当:宮川子平)
3日の日経平均株価は前日比62円86銭高の1万5009円18銭で寄り付いた。
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2014-04-03 08:45