東京応化工業は調整一巡、18年12月期増収増益予想

 東京応化工業 <4186> は半導体用フォトレジストの大手である。需要が高水準に推移して18年12月期増収増益予想である。株価は調整一巡感を強めている。   ■半導体用フォトレジストの大手    半導体製造工程で使用されるフォトレジスト(感光性樹脂)の大手である。液晶用フォトレジスト、高純度化学品、および装置事業も展開している。   ■18年12月期は増収増益予想    18年12月期連結業績予想は、売上高が1089億円、営業利益が110億円、経常利益が114億円、純利益が75億円としている。17年12月期が9ヶ月決算のため前年同期間との比較で見ると売上高は8.4%増、営業利益は11.4%増、経常利益は8.2%増、純利益は8.9%増となる。材料事業、装置事業とも伸長して増収増益予想である。    第1四半期は売上高が247億87百万円、営業利益が24億54百万円、経常利益が22億67百万円、純利益が16億76百万円だった。通期予想に対する進捗率は売上高22.8%、営業利益22.3%、経常利益19.9%、純利益22.3%だが、下期偏重の期初計画であり、第2四半期累計に対する進捗率は順調である。通期ベースで好業績を期待したい。   ■株価は調整一巡    株価は直近安値圏3500円台から切り返して調整一巡感を強めている。5月30日の終値は4080円、今期予想連結PERは約23倍、時価総額は約1840億円である。週足チャートで見ると13週移動平均線が上向きに転じた。そして26週移動平均線突破の動きを強めている。出直りを期待したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
インターネットインフィニティー<6545>(東マ)は、短時間リハビリ型の通所介護サービス「レコードブック」の直営・FC展開を主力としている。
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2018-05-31 09:15